max pittion : マックス ピティオン

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max pittion : マックスピティオンは、1921年、フランスアルプスの南ジュラにある小さな町オヨナで生まれました。マックスの父であるエミール・ピティオンは1940年代、家内工場であるピティオン・ルネッテリア(ピティオン眼鏡)でセルロイド眼鏡の限定生産をしていました。第二次世界大戦後の1945年、マックスは実家の眼鏡工場で働くようになり、その後これを継ぐことになりました。

それから年月が経ち、マックスはビジネスを拡大して、ランバンやアザロといった高級ブランドのライセンスのもと、自分が作った眼鏡を売りました。1950年代からアメリカへの輸出が増大し、ピティオン・ルネッテリア(ピティオン眼鏡)の黄金期である1960〜1970年代には工場で200人以上の従業員を抱えるようになりました。マックスは眼鏡製造組合である「chamber syndicale de la lunetterei(眼鏡組合協議会)」の会長になり、1967年には、現在世界最大で最も有名なアイウェア展示会「シルモ・パリ国際眼鏡見本市(silmo)」の創設メンバーの一人となりました。

1981年、60歳の時にマックスは引退し、大自然の中でスキーやハイキングなどをたしなんで隠居生活を楽しみ、2009年、オヨナにて87歳でこの世を去りました。

マックス没後4年となる2013年、ギタリストのジョン・メイヤーが権利を譲り受け、ditaをはじめ様々なブランドにおいて名作と呼ばれるアイウェアの数々を手掛けてきたタミー・オガラとタッグを組み、マックスへの尊敬と追悼の意味を込めて、max pittionを再スタートさせました。

http://maxpittion.com